2021年1月14日木曜日

コロナワクチンに思う

 ワクチン接種さえ受ければ以前の日常を取り戻せると、期待を膨らませている人もいるだろう。 しかし、接種したからといって感染予防策が不要になるわけではなく、引き続きマスクを着用し、社会的距離を維持する必要があります。 何故なら、ワクチンの安全性と有効性を検証した臨床試験では、主にコロナの重症化や死亡を防ぐことができるかどうかに焦点が当てられています。 ワクチン接種を受けた人が感染した場合は無症状で経過することが多いと考えられるものの、その人から周囲の人にウイルスが伝播してしまう可能性の有無は、まだ不明。 ワクチンを接種していても感染する可能性があり、かつ他者に感染させる可能性もある。 しかし、ワクチン接種者の増加とともに、このパンデミックは終息していくことは予想できる。 長い道のりだが、ワクチンを正当に評価するべき時である。